感謝の気持ち

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この仕事パーソナルトレーナーに関してはもちろんですが、
生きていると、文字通りみなさまにお世話になっていることを実感します。

僕は基本的に自己完結型人間なのですが、接してくださる方々の優しさに触れることで人生が進んでいるようにも思います。

最近、とてもありがたくて嬉しいと思ったことが続きまして、この場から感謝の気持ちを伝えさせてください。

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これはクライアントTさんから頂きましたお米です。
(ちなみにこの背景はゴールドジム渋谷のテラスに置いてあるテーブルです)

Tさんは以前受講してくださっていた奥様からのご紹介で、現在で半年ほどのお付き合いです。

お子さんにできるだけ大自然と触れ合って欲しいとのことで、ご家族で田植え体験をしてきたときのお土産とのこと。

その前は山登りキャンプに行ったときの、天然山胡桃をいただきまして、生まれて初めて食べましたがおいしかった。

添加物フリーフード大好き窪田はとても喜んでいます。

子供の頃は山梨の桃と葡萄を毎日のように食べて(山梨では近所の方がくれるので無料です)育ちました。

日本の大地で採れた食べ物はやっぱり素晴らしい。

昨今、世界中でその国独自の農業や酪農、養鶏や漁業を圧迫するような動きも見られますが、
それが何を意味するのか私たちひとりひとりが知り、
自分の問題として、何があっても絶対に認めてはならないと思います。

少し話がずれましたが、以前のクランアントさんに育てて頂いたことを、近頃特に感じます。

コロナ禍でのオンラインレッスンを経たことで、さらなるパーソナルトレーニングの可能性、より緻密なボディメイクプロセスを見出すことができました。

おそらくこの発見と進化のループは永遠に続くと思われますが、

昔、クライアントさんと行ったトレーニング記録やメモを見返すと、今できることをできなかったもどかしい気持ちになるときがあります。

その上新たにご紹介までしてくださったOさんには感謝してもしきれません。^

改めまして本当にありがとうございます。

このお米に関する私的エピソードをもう一つ。

新潟魚沼産コシヒカリということで、

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」

川端康成のノーベル文学賞受賞作、雪国の冒頭文がプリントされています。

雪国

10代の頃から好きな作品なのですが、小説自体にだけでなく特別な記憶があります。

もうけっこう前の話です。

一時期仲が良かった画家のS君が、越後湯沢に転居して大がかりな創作活動をしていました。

そこを訪ねたとき、リアル雪国体験をしたのです。

上越新幹線に乗って清水トンネルを抜けると、それまでなかった雪景色!小説そのままなのです!!

初湯沢だったこともあってとても感動しました。

降りしきる雪の中、S君宅と越後湯沢の町で過ごした時間は今でも忘れられない楽しい思い出です。

(S君元気かー。気が向いたら連絡ください)

Tさんにお米を頂いてこの文字を目にした瞬間、そのことも脳裏によぎり、相まって胸が熱くなりました。

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二週間ほど前のことです。

高校時代からの友人Nくんから連絡がありました。

「応援したいお店があって、ご馳走するから一緒に行こう」と。

Nくんには常日頃より公私ともどもお世話になりっぱなしです。

単純にいつ会っても楽しいということもありますが、彼の誘いを断るという選択肢はありえません。

それとNくんらしい優しい言い回しが含まれていることもひしひしと感じます。

南青山のお寿司屋さんということで、お気に入りの黒ジャケとローファーで待ち合わせのホンダ本社ビル前へ。

少し歩くとお店に到着。

あき

素敵なひとときを予感させてくれます。

あき

檜カウンターの匂いが心地よい真っ白な店内。

澄んだ高級感の中にもどこか柔らかい空気が流れているように感じます。

前半は摘み、後半は握りの構成でしたが、おいしいのはもちろん、とにかく入ってくる情報量が多い。

料理だけでも十分やられる上に、お皿やグラス、大将の包丁捌きや身のこなしなど、その場にあるもの起こること、今この瞬間に釘付けになります。

前半は僕もN君も自然とほぼ無言。

緊張するような雰囲気ではないのですが、幸福で大切な時間に思え、言葉を止めたくなるのです。

ちょうど握りが出始めた頃から、少しずつ大将とお話しさせて頂きました。

タイミングを見計らってお願いし、画像を撮らせてもらいました。

のどぐろは現在、かなり入手困難で争奪戦が繰り広げられているそうです。

藁で蒸すのがトレンド気味だけど、大将としては正道ではないと思うとのこと。
炭で炙るのがいちばん素材の良さを失わないそうです。

あき

「海胆の味で牡蠣を召し上がってみてください」と大将はおっしゃいました。

あき

天然の白子はクセもなくほぼ無味に感じる、
でもキャビアと合わせると白子本来の味が出現するとのことです。

あき

あき

あき

あき

一部しかお見せできないのが残念ですが、かなりのボリュームです。
質の超一級は間違いないのですが、量も多い。
かつてない経験です。

特別なコースとのことで、30品目ぐらいあったように思います。

他にも、烏賊は繊細な素材なのでクリップで締めることや、天然の鳥貝は一年のうちに1ヶ月しか採れないので今は幸運な時期など、

他では得られないお話しを伺うことができ、そういった面でも豊かな時間となりました。

深い造詣と技術を持ち、それを惜しみなく提供する、これこそが職人のあるべき姿。

僕もクライアントさんに対してそうでありたいと再認識しました。

最後の方はいろいろな方面でも話が盛り上がってきまして、大将は野球をしてらしてジムにも通っているとのこと。

(身体機能が高い所作だと思ってました)

そして野球や選手、トレーニングや運動についての話に。

そこでもかなりマニアックな領域になってました 笑

そういうわけで僕は自分なりの視点で大満足だったのですが、

料理全般、大将のお人柄と男前度(さらに女将さんも美人)、お店の雰囲気など、どんな人がどの観点から見ても最高のお店だと思います。

鮮やかな強さがあるといいましょうか、まるで旅行に行った後のような心の浄化を感じました。

鮨 あき 東京都港区南青山2-7-24 03-6447-2012
HP https://sushiaki.jp/
公式アカウント https://www.instagram.com/sushi_aki_0116/

N君が熱心に肩入れしているのがよくわかります。

彼はビジネスで大成功している上に優しさあふれる男なので、損得抜きにいいものを支え、世に広めようとしているのです。

ありがとうN君。
ロードレースを愛するスポーツマンでもある君の存在に心から感謝しています。

そしてTさんOさんご夫妻と、この記事に登場してくれた全ての方たちに感謝の気持ちを。

頂いたいいエネルギーの流れを、パーソナルトレーニングを通して少しでも多くクライアントさんにお伝えし、お役に立つよう尽力することをここに誓います。

受け取った優しさを僕もまた自分なりの方法で、日常で接する人に渡したい、自然とそう思いました。

ところで、僕がまずいの一番に推したくなるお店と言えば。。。

やはりゴールドジムですね。笑

どちらも超一級であることは間違いありません。

窪田志尚パーソナルトレーナー顔写真
2023年6月8日 TRUEBODYMAKESパーソナルトレーナー 窪田志尚

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