先日、道を歩いていたら、バーやレストランを経営している知人とばったり出くわし「生きてた!?」と同じ言葉で第一声を交わしたという出来事がありました。笑
コロナ勃発後、懐かしい友人や知人、クライアントさんから、ありがたいご心配、励ましのお言葉等いただくこともしばしばですが大丈夫です。
おかげさまで色々と地味にやらせて頂いております。
またこの1年半の間、僕個人としてはさまざまな新しい発見や経験、進化がありました。
とても貴重な期間だったように思います。
まだまだ難しい時期が続きそうですが、例えどんな状況になったとしても自分自身のスタンスは変わることはないでしょう。
・職人として日々与えられた仕事をまっとうする。
・充実や幸福は自分でつくる。
・愛や思いやりの気持ちを持って信じる道を行く。
といったところです。
そんなわけで約1年ぶりの更新となります。
仕事の規模は地味になりましたが、仕事の質、クライアントさんの結果はその逆となっております。
こんな状況下でもトレーニングを続けてくださっていて元気な(=前向きな気持ちと状況を持ち続けている)クライアントのみなさんのことが大好きだということ、存在に感謝していることを改めて実感できたのもこの1年半の収穫です。
今回は運動未経験から3ヶ月でレッグプレス400キロ超、バーベルスクワット100kg(ハーフで8rep)の筋力と、運動できる機能と自信を手に入れたNさん(20代男性)のパーソナルトレーニング感想をいただきましたのでご紹介させて頂きます。
Nさんの努力とご協力に改めてこの場よりお礼申し上げます。
ネガティブな世相に負けない心身の機能と自信を手に入れた
撮影:ゴールドジム渋谷11Fフォトスポット
このトレーニングを受けるまでは運動経験ゼロに等しい状態でした。
強いて挙げれば体育の授業くらいですが、それを通じて得たのは自分は運動が苦手なんだという認識くらいです。
それでもパーソナルトレーニングを受けてみようと決意したのは、あるダンス動画を観て憧れを持ったからです。
こんなふうに自由に動けたら、きっといい毎日が過ごせるだろうなと思いました。
世の中は暗いニュースばかりでしたが、こんなときこそ自分に希望や自信を持ちたいということもありました。
同時に浮かんだのはダンスの技術よりまず先にカラダ自体の動かし方がわからないという懸念です。
このままダンスのレッスンに行ったとしてもあまり身にならないような気がして、この問題を理解し解決してくれるところを探しました。
TRUEBODYMAKESさんのHPを見つけたとき、ここならと感じました。
トライアルレッスンを受けたときも同じです。
僕の立ち姿勢を見て、まずどこの筋肉が固い、どこに力が入っていないとかをレクチャーしてくれ、
ストレッチや、細かいカラダの動かし方で修正しながら、よい姿勢や動作、運動する機能とは何なのかを伝えてくれました。
その後週2ペースのパーソナルトレーニングで約3ヶ月が経ちましたが、いちばんの感想は「カラダっておもしろい」です。
足裏から骨盤や体幹、口や鼻の開きと腹圧や呼吸、上半身の力の抜き方と入れ方、手のひらの使い方や目線など、ほとんど全身すべてのレッスンがありましたが、
そういう細かい連動のつながりで本来の運動が起きていることが、カラダの感覚と脳の理解での両方でわかりました。
運動ができる機能を手に入れた自覚があり、日々新鮮な気持ちです。
体調が良く、気持ち的に余裕ができたというか、今のネガティブな風潮にも動じなくなりました。
トレーニングそのものは決して楽ではなく、毎回力を出し切る感じです。
後日筋肉痛で腕や脚があがらなくなるときもありましたが、いつも和やかな雰囲気の中でモチベーションを上げてくれるので、元気に無理なくつづけられています。
その場だけの結果ではなく、リカバリー的なアドバイスも含めて僕の将来的な成長や健康を見据えてやってくれているのが感じられます。
何事もカラダが資本、とよく聞きますがその資本が増えた感じです。
それもただ大きいだけの資本ではなく、調和した持続可能なエネルギーのような。
先ほど窪田さんと、次の3ヶ月スパンの方針を確認しました。
もう少しカラダそのものを進化させたい、今までは土台強化だったと思いますので、次は上半身のパワーもつけたいと考えています。
今こそ運動で心とカラダの健康を
最近ランニング中にすれ違う人が倍増しているのを感じます。
コロナ禍において運動の必要性を再認識する人が増えているように思います。
完全テレワークに移行したクライアントさんのお話しですが、歩数計でコロナ禍前は20000/ 日前後だったのが250程度になり、仕事の合間を縫ってのダンベル筋トレや自重スクワットが不可欠になったそうです。
通勤や外回り、社内での移動、仕事後や休日の外出など一見気づかない日ごろの運動が思いのほかあったこと、それらが体調維持に影響していたことを察知する人も多いと思います。
そういった日常運動量減少のリスクや運動による健康増進効果は、コロナ問題と紐付けられてさまざまな機関から発表されています。
英国スポーツ医学ジャーナル誌掲載
運動不足でコロナ死亡率が倍に
一般社団法人 日本健康倶楽部
ウォーキングやランニングの実施頻度増加は半数以上
日経ビジネス
新型コロナの重症化リスク、運動習慣のある人は低い
一般社団法人 日本生活習慣病予防協会
テレワーク・自宅待機による運動不足で生活習慣病のリスク
フィットネストレーナーとしての経験を通じての僕個人の考えとしては、もし全ての人が人本来の機能を取り戻せば、ほとんどの問題がよりスムーズに解決に向かうのではという思いがあります。
現在、緊急事態宣言が解除となりました。
まだ波があるのかもしれないし予断を許さない状況ではありますが、巡り合った方の健康や体力向上を通じて、少しでも世の中の健常化に貢献できればと思っています。