去る1月27日に政府より新型コロナの位置づけについて、
5月8日より、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する決定が正式にありました。
これに伴いマスク着用に関する方針も発表され、厚生労働省WEBサイトの上段には太字で下記のようなインフォメーションがあります。
本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。
繰り返し個人の判断が強調されています。
これも次の時代の流れを象徴しているのかなと感じています。
さて3月13日からのマスク着用についてゴールドジムからも具体的な案内がありました。
ジムエリア・フロント・ロッカーにおいてマスク着用は任意となります。
クライアントさまにおかれましてもご自由にご自身のペースでお願いいたします。
私たち契約パーソナルトレーナーはジムスタッフさんとは少々属性が違うのですが、僕自身はこれからもパーソナルセッション中マスク着用を続けるつもりです。
できれば外して欲しいという方、窪田の顔が見たいんだーという方がいれば(いないか)いろいろと工夫しますのでお申しつけください。
ところでマスクと言えば少し前にこんな出来事がありました。
(この実話はマスク着用の方を否定しているわけではありません)
家から少し離れたところ、いつもと違う道を歩いていたときのことです。
そこは小学生の通学路だったらしく、子供たちがグループで下校をしていました。
10人くらいの集団で男子と女子が半々くらい。
とても天気の良い午後で、子供たちは子供らしくわちゃわちゃと少しふざけながら歩いています。
そのうちの3〜4人はマスクをしていないようでした。
現在(令和5年3月8日)も公的に屋外では原則マスク不要ですが、
実際はそうではない場合も多いなか、
なかなか元気があってよろしいと思いながら何気なく眺めていました。
すると輪の中心にいたノーマスクくんと目が合いました。
ちょいぽちゃで栄養状態よさげな活発な雰囲気の男子です。
そのままこちら(僕も屋外ではノーマスクです)をじっと見ていて、
何を言いたいかなんとなく伝わってきたので、「こんにちは」と挨拶をしました。
間を置かずに、活発くんは輝くような満面の笑みと共に、僕の倍以上の大きさで「こんにちは!」と言いました。
僕も負けずに「元気だな!!」と指差して言うと、「うん!!!」と言ってグリコ角度で腕を広げ思い切りジャンプをしたのです。
着地した彼のまわりに子供たちが集まり「誰?」(僕のこと)と聞きました。
活発くんは「知らない人!!だよね?」と僕を見て言いました。
「そうだね 笑」と返すと、
子供たちは「おー!」「すごーい!」と口々に彼をもてはやしたのでした。
彼の物怖じしない行動を讃えているのです。
ヒーローぶりが続いていたので、邪魔しちゃいけないなと思いそそくさとその場から離れました。
でも僕もとても素敵な気持ちでした。
昨今の混乱において当たり前のことが忘れられかけている風潮もありますが、
どんな形にせよ誰かと通じ合ったときは理屈抜きでエネルギーが倍増します。
束の間でしたが少年の純粋なパワーと出会えたこと、
それを普通に評価する感覚を子供達が失っていないことを嬉しく思いました。
そんな一期一会でした。
春の訪れとコロナ終息間際。
ここへきていよいよ世界の激動が目に見えて現れてきました。
これまでの常識では考えられないことが、日々ニュースとして飛び込んできています。
さまざまな価値観が崩れ変わっていく中で、
自分なりの考え方生き方が大切になってくるのではないでしょうか。
個人=自分の人生は自分のもの、という大前提に立ち返った後、
個人を基盤としたより大きな調和が訪れるように思います。
そのあたりはボディメイクやトレーニングのプロセスと共通点があるのかもしれません。
ともあれ元気がいちばん。
個人の土台となるのはまずフィジカルです。
マスク不要となったゴールドジムでのびのびとトレーニングしましょう!
後日追記: WBC日本優勝おめでとう\(^o^)/
「憧れるのを、やめましょう。さあ、行こう!」大谷談最高です。