日本でも世界中でもいろいろなことが起きていて、新しい時代に向かっていることをひしひしと感じます。
今までの常識にとらわれないしなやかさと、自分で考え行動する力、心身ともども強い自分軸が必要と言えるでしょう。
そんな中、おかげさまで相変わらず元気な窪田です。
コロナ禍序盤の2020年2月の記事、コロナ下でのパーソナルトレーニングの中で、
6年間医師のお世話になっていない件を書きました。
それからさらに3年半が過ぎた今までもコロナはおろか風邪すらひいていない。
緊急事態宣言のときの、思わぬ長期休暇のおかげかもしれません 笑
運命に感謝しつつ、10年無病、無事これ名馬目指して、クライアントさんのために尽くしていきます。
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子供の頃、自然の中を駆け回った記憶のせいか、毎年夏になると無性に太陽の下で有酸素運動をしたくなります。
今年もけっこう走りました。
おそらく多くの人が感じていると思いますが、日を追うごとに東京の空気や空が、あと気というか雰囲気が澄んできています。
こんな質感の空と雲は、コロナ前ではまず見られなかったと思います。
新宿駅近くです。
新時代がより豊かで素晴らしいものであると今日も確信しています。
都内を走り回った後、家に戻って水シャワーを浴び、よく冷えたミネラルウォーターをレモンで割って飲むと幸福な気持ちになります。
ソラン・デ・カブラス、ため息がでるおいしさです。
そして僕だけでなくクライアントのみなさまも元気です。
たまに風邪をひいたり、8波のときは若干体調を崩された方もいらっしゃいましたが、
僕のまわりでは重症化や、不調が長引いたり慢性化している人はひとりもいません。
僕のせいというわけではなく、そういう方達が自然とまわりにいるというか。
でもこんな記事もあるように、運動の力も少なからず関係しているように思います。
女性の新型コロナ後遺症、「健康的な生活習慣」でリスクが半減か
メンタルヘルス不調には「薬よりも運動」のほうが効果的とアメリカの研究で判明
なんでそんな元気なんですか?
どうしてそんなに食べて太らないんですか?
はよく聞かれる質問なのですが、僕個人としては、健康と元気の要素は以下の3つだと思っています。
一般的にあまり実践されてないだけで、実は誰でもやれることはたくさんあると思います。
①体の使い方とそれによる運動 (やみくもな運動ではなく人本来の機能に基づいた上での運動)
②食事 (添加物や加工食品を排除した人本来に必要な栄養摂取)
③愛、生きがい、人生に対するモチベーション
①と②については、
本能的に楽しい運動
免疫を上げる食材と健康パスタ
をはじめ、このサイトでも今までたくさんお伝えしてきましたし、これからも進化していくと予想されますが、
今回は③について僕なりの考え方と、僕以外のプロフェッショナルの意見を交えてご紹介します。
好きというモチベーション
では僭越ながらまず僕窪田が、運動やトレーニングにおいてはもちろん、人生全般を元気に、高いモチベーションで過ごす方法をお話しします。
それは。。。
できる限り好きを増やすことです。
僕のはじめての運動経験は、父親がパーソナルで教えてくれた野球と近所の子供たちとやったけいどろ です。
どちらもとてつもなく楽しく、父や友達が褒めてくれたときは、布団に入ってからもずっと幸福な興奮が続きました。
父はときおり本気で叱ってくれましたし、けいどろはしばしば殴り合い取っ組み合いになるハードな遊びでしたが、
終わるともう次の機会が待ち遠しくて、また早くその時間がくることを祈りました。
それは好きという気持ちそのものです。
今思い返してもなかなかの運動量だったと思うのですが、理屈抜きで、何の留保もなくいつもやる気に溢れてました。
そしてこの幼少期の記憶は、決定的な刷り込みとなりました。
・運動って楽しい
・誰かと一緒にやるのも楽しい
・結果がでるとさらに楽しい
こういった感覚は今現在に至るまで全く変わっていなく、クライアントさんとトレーニングする時間が大好きです。
パーソナルトレーナーになってからは、誰かがよくなることの喜びを知りました。
目の前にいる人が進化したり輝いていくことは、自分自身がよくなることと同様か、あるいはそれ以上に楽しく嬉しいということです。
成長する、大人になるとは、好きが増えることだと僕は思っています。
僕が初めて好きだと自覚したのは、運動、両親や親戚のみなさま、近所の友達でしたが、時間とともにどんどん広がっていきました。
それは部活のチームメイトだったり、一緒に学級委員をしたとなりの席の女子だったり、音楽や文学だったりしましたが、
誰か何かを好きになる都度に、燃え上がるような、ときにはどこか切ないような、圧倒的なモチベーションを感じました。
もちろんずっと好きでいるためにはそれ相応のスキルが必要になってきたり、
積み重ねの過程でつらいこともありますが、根底にあるのは単純に好きだということ。
できるだけ好きなことをやり続けるというのが、いちばんの元気とモチベーションアップの秘訣だと思っています。
僕としては運動やトレーニングが、万人が共通して好きになれる最も普遍的なものだと信じているのですが、
他のなんでもいい、街の景色でも公園の風でもネットでみつけた誰かの笑顔でも、
自分の仕事や、いつもそばにいる家族や恋人の好きを再認識することでも。
少しでも多くの愛おしさを見いだすことが、
この激動の世を乗り切り、
次の時代を生きるために課された最大のテーマのように思います。
以上、モチベーションアップについて僕なりのお話しをさせていただきました。
脳科学的モチベーションアップ
そして今回の大トリをご紹介。
長年にわたり世界的ブランド企業の人材育成部長職を務め、メンタルコーチとしてもご活躍中、町中扶由子さんからのアドバイスです。
町中さんはかれこれ10年近くトレーニングを受講くださっています。(こちらの記事に美しい写真も)
すごく仕事ができるのに、愛嬌や優しさをいつも忘れない素敵な方です。
何よりも面倒見がよくて多くの人に慕われている。
10年の間にたくさんのクライアントさんをご紹介くださいまして(本当にありがとうございます)、
そのみなさまも素晴らしい方々なのですが、みんな町中さんのことを心から信頼していることが伝わってきます。
先日長年のお礼に食事にご招待させていただいたのですが、そのときモチベーションについての話で盛り上がり、
これ記事にしてもいいですか?となったのが今回です。
「それならトレーニングをなさる方用に少しアレンジしますね」と送ってくださった内容です。
(なんて優しいのでしょう!)
とてもいい内容だと思いますので、これから運動を始めようとお考えの方はぜひご参考くださいませ。
習慣化のコツ、ゴール達成のコツ
もしあなたがあと3キロ痩せたいと言う目標をお持ちなら、まずこんな風に考えると思います。
さあ、ジムに通って引き締めるぞー!
特に気温が上がるこの時期〇〇キロ減らそう!
その為に〇〇キロは走ろう!
スクワット〇〇回を続けよう!
など。
最初ほどテンションが上がり、高い目標設定にするのは誰にでもある傾向です。
しかしテンションは必ず右肩下がりに落ちていきます。
3日坊主になる要因の一つです。
では、継続のためのモチベーションをどの様に維持するか?
実はモチベーションは、行動を起こした後に上がってくるものなのです。
そのため、行動してないうちからモチベーションを高く保つことは難しく、
高いのは目標設定時のテンションであり、テンションは必ず右肩下がりに落ちていきます。
もちろんテンション高く目標設定することがダメなわけではありません。
テンションが右肩下りになるのに相反して、
モチベーションは行動を起こした後から上がってくることを認識しておくのが大事なのです。
つまり少しでもいいから行動すること、
継続のコツは、最初はできるだけ小さな目標を見つけて行動し、できた!と脳に覚えさせることです。
例えば、「ジョギングシューズを履く」という行動目標を立てて、数日間それを達成するようにしてみて下さい。
その後3キロ走ることをを意識せずに、ただ靴を履くことです。
達成できたら、「今度はトレーニングシューズを履いて外に出る」という目標で数日間行動してみましょう。
おそらくこれも達成できることでしょう。
この調子で少しづつ行動を加えていきましょう。
どこかまで歩く、少し走る、ジムの見学に行く、体験レッスンを受けるなど。
これをベビーステップとかスモールスタートと言います。
そして、もしあなたが、その日の目標を達成できなかったとしても、できるだけネガティブな解釈をしないようにしましょう。
3キロ走ることに対して1キロしか走れなかったとしても、
3キロ走れなかった、ではなく、1キロ走れたという記憶を脳に与えてください。
間違ってもやっぱり自分は出来なかった、、、とインプットしてはいけません。
縦の成長軸をしっかり理解するのがゴールを達成するコツです。
休んでしまった日があったとしても、「やっぱり自分は何事も続かない」とは考えないように。
「やるに越した事はないけど、出来ない日もあるよね」と休んでしまった自分を肯定的に受容してみてくださいね。
最終ゴールから見た今の自分を認識するのではなく、
(まだ、できていない、達成していない、など)
今できること、今日できたことを脳にインプットし、常に向上し続ける自分を認識しながら、最終ゴールを目指して下さい!
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