みなさまこんにちは!窪田です!5月ですね。毎日気持ちのいい日が続きます^^
僕のランニングコースは家の傍を流れている川沿いの遊歩道と、少し離れたところにある公園なのですが、生茂った新緑が、カラダに新鮮な酸素を送り込んでくれるのを感じます。
人が生きていくには水と酸素が不可欠。
すがすがしいこの季節、できることなら朝仕事前の有酸素運動で、いい一日のスタートを切りたいものですね。
さて先日オレンジページさんから発行されている、食べようびという雑誌から依頼を受けまして協力させて頂きました。
日常と運動時の水分補給について
水筒と言えば水分補給ですね。
人間のカラダの60%~70%は水分でできていますので、動時にも日常にも、質のよい補給を心がけたいものです。
でもこの水分補給、意外と情報が錯綜していると思いませんか?
たくさん水分を取るとよい、水分を取りすぎる体に悪い、その両方が氾濫しています。
水分を多く摂るとキレイになる?カラダが冷えて悪影響??
よく言われているのが、「帳尻を合わせる」という考え方です。
1日の水分摂取量 1日の水分排出量
飲料水800~1300ml 尿1000~1500ml
食物に含まれる1000ml 便200ml
代謝による生成200ml 呼吸。汗など生理的消費800ml
合計2000~2500ml 合計 2000~2500ml
水分の収支を合わせましょうというわけです。
一日1.5ml補給説が根強いのはこういう根拠ですね。
しかし、こういった定説はあくまで前提であって、
個人差や状況によってよりベストは何かを考える必要があります。
よく芸能人やモデルの方が水を大量に摂る話を耳にしますね。
僕のクライアントさんの中にも1日3ℓのミネラルウォーターを常飲している方がいます。
とある有名俳優さんは肉体改造のために1日7ℓの水を摂ったそうです。
最近の傾向として、水分をたくさん取ることによって
美容面、健康面でよい効果が出る説が多くなりました。
水分を大量に取ることで水分の排泄量も増えるので、
体内の代謝活動量が増え、それに伴い不要物も排出されるというメリットですね。
しかしこれはあくまで余分な水分を代謝できる機能や習慣が備わっている人の場合です。
個人個人の代謝能力を考えずに、むやみに水分を取ると、
代謝でき切れなかった水が体内に滞留し、むくみ、冷えといった体調不良の根源になりかねません。
運動による効果|体内の水分需要上昇
水分を体内でたくさん出納させるメリットを得るためには、水分の需要量を増やす状況と体力とをつくるのがベストです。
やはり一番の方法は運動量を増やすことが挙げられます。
まず運動時そのものの発汗があります。
これはその時の運動量と環境によりますが、運動中の発汗量は、1時間当たり1000~3000mlにもなると言われています。
発汗量が多い=必要とされる水分量も多いということですので、たくさん水分を取り、体に循環させる恩恵が受けられる条件が整うというわけです。
次に運動によって筋肉をがつくことによる水分の需要量の増大があります。
運動レベルを現状より上げることにより、体はそれに適応するための筋肉を必要とします。
この筋肉をつくる過程と、つくった筋肉を維持するための両方で、より多くの水分が必要となります。
つまり、言い換えれると、運動は水分をたくさん取れる環境をつくってくれるのです。
パーソナルトレーニングによる美肌効果と水分補給
クライアントさんからも、パーソナルトレーニングを始めてから肌年齢が若返ったという報告をよく頂きます。
肌の水分量が増した、メイクのりがよくなった、ファンデーションを使う量が減ったなど。
トレーニングによっての代謝の上昇や成長ホルモン分泌効果、体によい食材摂取による細胞レベルの活性化など、
さまざまな要因が考えられますが、その一つに体内水分の循環がよくなったことが挙げられます。
体内の水分循環はダイエットにもトレーニングにもとても重要な要素です。
トレーニングを定期的に行うことで、運動で汗をかく習慣がついてきます。
汗をかく=水分を失う=多くの水分を補給するという流れが活発になりますので、体にとって有害なものを水分と一緒に排出するデトックスサイクルが頻繁となり、より健康かつ若々しくなる効果を得られると考えられます。
これは肌にも同じことが言えるでしょう。
毛穴から老廃物や毒素を汗で洗い出す量が少ないと、吹き出物として現れたり、くすみやハリのない肌になりがちです。
運動不足な人ほど、水分循環が停滞し老廃物が体に溜まりやすい体質になります。
適度な運動ともに、体内の水分需要を増やし、より健やかでキレイな毎日を送りたいものです。
トレーニング効果と水分補給まとめ
今回は水分補給について考えてきましたが、水分ひとつとってもただ単純に多く取るというだけでは、逆効果な場合があることがわかります。
人間はカラダも心も多様性のバランスによって維持されています。
何かひとつの要素を増やそうとするときには、必ずそれと相反する要素や、それを中和する要素のことを同時に考えて、全体像を把握しなければなりません。
これは水分補給だけでなく、トレーニングやダイエットにおいても同じで、クライアントさんの筋バランス、機能バランス、目的や状況を相対的に考えて、個々に応じたプログラムを進めていくことが最も効果的です。
画一的なトレーニングメニューでは限られた結果しか得られない
TRUE BODYMAKESのパーソナルトレーニングは、提供する側の商業的な都合でパターン化された安易なものではありません。
常にクライアントさん個々の状況に対応し、女性には女性らしい美しさをつくるために必要な筋肉と運動を、男性には男性らしいかっこよさをつくる筋肉と運動を提供します。
初心者の方はもちろん、過去どこかでトレーニングを受けたことがある方も大歓迎。
よろしければ、ぜひ一度トライアルレッスンを受けてみてください。
TRUEBODYMAKES 窪田志尚