「運動と健康」 一覧
運動と健康についての記事をまとめています。
はじめに日常動作とストレートネックについて書かれています。
その他、歩き方や水分補給、カラダを温めることや、肩こり・腰痛について、
カラダをコントロールすることや、もともと人には運動が必要で好きなことについてなど。
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ストレートネックにならないために
・日常動作と首まわりの筋肉について
首の不調を訴える方が増えているといいます。
おそらく、一番の原因はパソコンとスマートフォンの使い過ぎかと思われます。
姿勢不良からストレートネックになってしまう方も増えていると聞きます。
運動する機会を失って、首の筋力が低下しているのも一つの原因です。
皆さんは、仰向けで寝転がり、頭だけを浮かした状態で20秒キープすることができるでしょうか?
頭部のは重さ約5kg、想像以上に重たいものですので、全く疲れない人はいないと思いますが、
20秒を目安に我慢して支えていられないという方は、
少し自分の筋力不足を疑って見た方がいいかもしれません。
自分の頭を通常程度に支える体全体の筋力がないということは、
首周囲の筋肉群が過剰に緊張し、肩こりや頭痛を起こす原因にも繋がりますので、
改善のための運動をおすすめします。
多くの運動には、首の筋力も関わっているので、
普通は特別に首だけ鍛えるエクササイズをすることはあまりないのですが、
とりあえず手早く首周りを鍛えたいという人は、寝転がってアゴを引いて頭を持ち上げる運動や、
横向きに寝転がって頭を横に持ち上げる運動などを、
ちょっと頑張ったと感じるところまで一日数セット行ってみても良いと思います。
また普段からモデルさんのように、首や背筋を伸ばし目線を高く保ちながら歩くだけでも、
首の強化だげでなく、全身のインナーマッスルの強化につながります。
デスクワークという運動
一番の根本的対処は、パソコンやスマートフォンを必要以上に見続けないよう心掛けることですが、
現代社会のライフスタイルにおいて、ある程度以上の時間を費やすことは避けられません。
その場合は、パソコン画面に近づきすぎない、椅子の高さや距離を変える、保護フィルムやメガネを使う、
30分に一度くらいは席を立って目を休めるなどの、二次的な方法をおすすめします。
長時間パソコン作業をするということは、体のある一部はずっと弛み、ある一部はずっと緊張するという
固まった運動姿勢を続けるということですから、
ときおり違う動作を挟むことでリラックスすることはとても効果的です。
※より詳しくは当サイト別記事 働く女性のパーソナルトレーニングをご覧ください。
私たちは常日頃からデスクワーク中心のクライアントさんと一緒にパーソナルトレーニングを行っていますが、
関節可動域を大きく使う運動や、全身を振動させて血流を促すエクササイズをすると、
格段に表情やその後の動きがよくなるのわかります。
パソコンで頭を使うのも人間特有の能力ですが、肉体を使う本能を忘れるとダメージがカラダに蓄積してしまいます。
よりスムーズに日々を過ごすためには、頭を使った分だけ体も使うバランスのよい拮抗を意識すべきだと思います。